おすすめストレートアイロン「ADST(アドスト)」で学ぶ、髪をまっすぐにするコツ

2021年7月18日

ストレートアイロン ADST(アドスト)の写真

こんにちは!くせ毛に煮え湯を飲まされ続けし女たしろです。

たしろは生まれてこの方ずっとくせ毛です。跳ねる、うねる、膨らむの3重苦です

しかも左右非対称です。雨の日なんてそれはもう悲惨です。私がなにをしたっていうんだ。

そんな私が今まで学校や職場でくせ毛だと信じてもらえなかったのは今回ご紹介するストレートアイロン「ADST(アドスト)」のおかげ。

この記事では私のように「とにかくまっすぐにしたいんだよ!」と悩めるくせ毛の民へ伝えたい、ストレートアイロン「ADST(アドスト)」のご紹介です。

アドスト概要

ストレートアイロン ADST(アドスト)を2本並べた写真
アドスト無しの生活が耐え難いほどに愛用しているので壊れる前に次を買う筆者

アドストは、美容院などで縮毛矯正の施術に使われる、いわゆる業務用(プロ用)のストレートアイロン。

ヘアサロン界では知らない方はおられないのでは?というほどの重鎮です。

長年愛されるその理由は「使いやすく、とにかくまっすぐに」という使い手への優しさと"まっすぐ特化"な設計

プロが施術に使うだけあって、パワーやプレートの滑り、扱いやすさや耐久性にとーっても優れています。

ですがその分お値段は結構高め。数あるアイロンの中でも高価格帯のストレートアイロンに入るのではないでしょうか。

プロ仕様なんでお値段は当然っちゃ当然…なのですが、こいつに限っては耐久性がバケモノ級。長く使うならばコストパフォーマンスは抜群ですよ!

仕様(スペック)

アドストシリーズは全部で5つあるのですが、まずは私の持つ「ADST Premium DS」と、その後継機である「ADST Premium DS2」のスペックをご紹介。シリーズで最もスタンダードな機種です。

補足!

全シリーズのスペック表を先に出すと縦になが~いので、残りの3種類はこの記事の後半(アドストの特徴やメリット説明の後)に掲載しています!

「特徴やメリットよりもADSTシリーズの機種スペックを比較したい!」という方はこちらを押すと該当項目にジャンプします!

ADST Premium DS/ADST Premium DS2

ADST Premium DSとDS2の写真
ハッコー(アドスト製作メーカー)公式サイトより引用
ADST(アドスト)公式サイトより引用
  DS DS2
プレート
サイズ
25×90mm
プレート
素材
アルミニウム
表面加工 バイコートS バイコートS2
プレート
形状
スチーム
ドレイン
スチーム
ドレイン


プレッシャーサークル
温度設定
範囲
60℃~180℃
重量 290g
コード長さ 2.6m
カラー シルバー パールオレンジ

どっちが良いの?

「ADST Premium DS」と、後継機「ADST Premium DS2」の機能面での違いは赤字で記載されている表面加工プレート形状の2点。

どちらの変更もよりご家庭で使いやすい仕様となっている上に、本記事で取り上げている特徴は後継機でも共通しております

ついでに私の持つ「DS」の方は、古い機種だからか販売店が少なく購入時の選択肢が少ないため、これから購入を検討するならば後継機「ADST Premium DS2」をおすすめします!

ADST(アドスト)のメリット

ADST(アドスト)の良さを語るには、ストレートアイロン使いの基本を語らねばなりません。

上手にキレイにまっすぐにするには以下のポイントを抑えることが大切です。

ストレートアイロン基本のイロハ
  • 髪の毛はヘアクリップで適度な毛束に分けて挟む
  • できるだけ根本から挟む
  • 過度な加熱は避け、手早く1回のスルーでまっすぐにする

ちなみに!

補足たしろ

毛束を分けてクリップで止めることをブロッキングといいます!

補足キャット

アイロンで髪の毛を挟んで上から下に撫でることをスルーといいます!

というわけで、アイロン選びはこの基本をいかにおさえる事ができるかかがポイント。そこでADST(アドスト)でございます。

業務用(プロ用)アイロンというと一般家庭にはオーバースペック、もしくは使い方が難しそうに感じるかもしれません。

が!個人的には全く逆の感想で、ストレートアイロンの基本の使い方を身につけるためにとっても優れてるんじゃないかと感じました。

ここからは、このストレートアイロンの基本のイロハ(コツ)を交えながら、ADST(アドスト)の良きところをご紹介します!

納得のハイパワーで「とにかくまっすぐにしたい人」向け

ストレートアイロン ADST(アドスト)の温度表示部分の写真
最高180度です

一番肝心な"まっすぐに出来るんか?"という点ですが、毛量が多くクセの強い私が「すげぇ」と思うほどにはまっすぐにできます

さぁここでどれくらい「すげぇ」かを実際の写真でご覧いただきましょう。

Before

風呂上がりにドライヤーで乾かした直後の写真(本来のクセ毛状態)

After

「Before」からADST(アドスト)ストレートアイロンで真っ直ぐにした写真

そんなビフォーアフターがこちらです!

ストレートアイロンADST(アドスト)をする前とした後の写真
Beforeはこのまま伸ばし続けると封神演義の聞仲みたいになります

どうでしょう、この矯正力はなかなかの優秀さじゃないでしょうか。ADST(アドスト)は正しく使えば一つの毛束が一度のスルーでまっすぐになってくれてとっても気持ちいいです。

たしろ

クセが強く「絶対にまっすぐにしたい!」な方にはもってこいのアイロンです

プレートの噛み合わせがGOOD!

ストレートアイロン ADST(アドスト)のと閉じた状態を横から見た写真
このようにビターン!と

パワーと同じく重要な、プレート面のあれこれ。実はこの「噛み合わせ」もアイロン選びの大事なポイント。

アドストにその点は心配なしです。噛み合わせが大変良く、軽く挟んで大きなスキマなし!

いや厳密にはほんのり隙間が開いているのですが、それは髪の毛を傷めず挟むために設計されたほんのり隙間。髪を取りこぼす心配はありません。

疑問キャット

噛み合わせってそんなに大事なの?

食い気味に答えるたしろ

めちゃくちゃ大事です!

ストレートアイロンの噛み合わせが大事な理由

もっかい言います。ストレートアイロンの噛み合わせ、めちゃくちゃ大事です。

もしアイロンをほぼ毎日使うのであれば、ここは本当に妥協しない事をわたくし筆者は強く訴えたい。

なんでかってかみ合わせの悪さから出る隙間があると以下のデメリットがあるからです。

プレートの隙間に潜むデメリットとは
  • 隙間から髪の毛が落ちてしまい、キレイなまっすぐにできませんつらい
  • 髪の毛が緩んだままアイロンすると、髪の毛がうねる惨事を呼びますこわい。
  • かといって隙間なくギュッと挟むと髪への負荷は増し、切れ毛などのダメージになりますおそろしい。

このようにプレートの噛み合わせが悪いと、まっすぐにできなかったり、髪の毛を余計に痛めることになりかねません。

ADST(アドスト)であればこれらの噛み合わせや大きな隙間は心配なし。

プレートの不便さに左右されること無く、適量の毛束を挟むことができますよ。

質問キャット

適量の毛束とはいかほどかね?

たしろ

プレート中腹に毛束が収まる量がいいよ!

アドストの場合は幅6~7cm、厚みは最大2cmほど。中腹で均等に挟んでもプレートの先と根本にはかからない量です。

サンプルに普段の様子を写真に撮ってみましたが、改めて見るとこれでも毛束が多めですね…。

髪の毛をブロッキングし毛束をとっている写真
これでもちょっと取り過ぎかなレベル

プレートの中腹に挟んだら、髪の流れとプレートを水平にスッとスルーします。

ストレートアイロン ADST(アドスト)で髪の毛をまっすぐにしている写真
何この子すごい楽しそう

毛の流れに沿うことで痛みを最低限に抑えて、なおかつキレイに仕上げることができますよ。

たしろ

ちなみにたしろは毛量が多いので、ブロッキングにはドラゴンクリップ(ワニクリップ)の太いやつ必須です

アドストのさらなる思いやり構造

ADST(アドスト)シリーズ独自の特徴として、プレートにはが掘られています。

ストレートアイロン ADST(アドスト)のプレートの写真
アドスト独自の溝、スチームドレイン

これはスチームドレインといって、挟んだ時に髪の毛から発生する蒸気を効率よく外に逃がす仕組みなんだそう。

疑問キャット

プレートのとこに水蒸気が溜まるとアカンの?

たしろ

水分によってプレートの温度が下がるから、せっかくのパワーが不足して真っ直ぐに支障がでちゃうんよ

さらにこのプレート、片面に遊びがあるので少量の毛束をなるべく低負荷均等に加熱することができます。

ストレートアイロン ADST(アドスト)のプレートの遊び
プレートが沈んで負荷を軽減してくれます

ストレートアイロンを使う以上、まっすぐにするためのパワーと引き換えに髪の毛へのダメージはどうしても避けられない問題ですし、ADST(アドスト)も例にもれずダメージをまったく受けないわけではありません。

ですが申し分ないパワーを発揮しながらも髪の毛の痛みを極力軽減しようという攻めと守りのバランスの良さは、私の要望に限りなく沿っていました。

めちゃくちゃ軽くコンパクト

数あるストレートアイロンの中でも群を抜いた軽さとコンパクトさ。おかげで繊細な取り回しがしやすく、正確なアイロン操作にもってこいです。

軽さ

ストレートアイロン ADST(アドスト)を指先で持っている写真
つまんで持てちゃう軽さアピール

特に軽さは随一では?と思うほど。

有名どころの高価格帯ストレートアイロンと比べてみても以下の通り。

ただし!プレートのサイズに差があるのでまったく同じ条件で軽いというわけではないことご留意くださいませ。

ヘアアイロン重さ比較

ADSTヘアビューロンラディアント
重さ290g422.5g390g
プレートサイズ25mm×90mm不明28mm×100mm

コンパクトさ

ストレートアイロン ADST(アドスト)を手に持った写真(裏側)
手のサイズが小学生レベルの36歳が持った例

私の使う「ADST Premium DS」と、後継機「ADST Premium DS2」のプレートサイズは、セミロングくらいまでの方にはピッタリのサイズだと思います。

ロング以上の方にはちょっと小さく感じるかもしれませんが、ADSTにはプレートの大きいワイドタイプもございますので後ほどご紹介いたしましょう。

それよりも!

私が個人的に推したいポイントは持ち手とプレートとの距離

ADST(アドスト)は持ち手とプレートの距離がとっても近いんです。これが不器用な私にはとってもありがたいんですよ。

アドストとヘアビューロンを比較した写真
同じストレートアイロンで、極端にサイズ感の違うものを並べてみました。

自分の手元と近い位置にプレートがあると、後頭部あたりなど見えない部分も感覚的に挟みやすく、仕上がり面でも安全面でもメリットだらけです。

例えが下手のたしろ

箸と菜箸どっちが食事に適してるかぐらいの感覚です!

スキルがあれば菜箸でも楽勝ですが、慣れないならば箸がいいですよね?ましてや毎日の食事なら菜箸はつらいです。

同じようにプレートがデカイ(長い)とどうしても扱いづらく、朝の忙しい時なんかは本当に不便です。おまけに腕や手がしんどい。

ここは本当に、アイロン操作が苦手な方に重視していただきたいポイントです。

そんなに操作性って大事なの?

ヘアビューロン 4D Plusを手に持った写真
大きいアイロンは火ばさみレベルのサイズ感。後ろ髪を挟む難易度が爆上がりします

日常的に使うのであれば、ものすごく大事です。

高温のプレートを扱うストレートアイロンは、正確な取り回しができないと以下のデメリットを伴います。

使い方次第で起こりうるデメリット
  • 顔や指にあたってやけどしてしまう
  • 同じところを何度もスルーして髪が痛む
  • 上手に挟めずむしろクセがついてしまう

ここ最近、たしろは個人的な興味で色んなストレートアイロンを試しに使用してみました(順次レビュー予定です)。

あらゆるアイロン経験を経て身にしみたのは、日常使いするならばサイズや軽さは非常に大事という事。

操作性が悪いととんでもない時間泥棒がやってくる上に、満足いく仕上がりへの難易度は爆上がり。

それは「仕上がりの為なら使い勝手の犠牲は仕方ない」なんて考えていた私が考えを改めるほどでした。

存分に根本から挟むための安心設計

ストレートアイロン ADST(アドスト)のプレート背面にあるフェルト加工の写真
ADST(アドスト)の特徴でもある背面のフェルト加工

きちんとまっすぐにするためには適度な毛束を根本からスルーすることが大切。

ADST(アドスト)はそのための配慮も欠かしません。

背面のフェルト加工は優しさの塊で根元からのスルーも余裕

ストレートアイロン ADST(アドスト)のフェルト部分を触っている写真
180度に熱した状態でも背面触れちゃうんだぜの図

アドストの背面には、フェルト加工がなされています。

このフェルト加工のおかげで、背面や側面を多少触っても熱くなく、かなり根本ギリギリを挟むことができます

よって顔周りや前髪を挟むのも余裕。ボブなど短めな髪型でも安全に根本からスルーできますよ!

ストレートアイロン ADST(アドスト)のプレートを閉じた写真
閉じた時のこの薄さも根本から挟めるポイントのひとつ
たしろ

ショートヘアーや前髪を中心に使いたい方はプレート幅の細いタイプがさらにおすすめです!

まだまだあります!ADST(アドスト)の便利なところ

耐久性はおそらく随一

ストレートアイロン ADST(アドスト)の新品と15年使用品を並べた写真
上が新品。下は15年使用したもの。

初めて通販で購入し、ずっと使い続けたこの初代ADST(アドスト)。なんと15年もの間壊れませんでした。

過去私が使ってきた美容家電の中では間違いなくダントツの丈夫さ。すごない?アドスト。

もちろんすべての個体がここまで長寿の保証はありません。

ありませんが、私が初めて持ったこのアイロンがここまで長持ちしたことは本当に「すごい」と思ったので、記させてくださいませ。

ちなみに…

使用していた時はまるで気付かなかったのですが、15年間使用したものと新品はプレートの感触がまるで違いました。

ストレートアイロン ADST(アドスト)の新品と15年使用品のプレート部分を並べた写真
左が新品、右が15年使用。使い比べて初めて経年劣化に気付きました。

さすがにこの年数だと表面の加工は徐々に剥げていくみたいです。

実は3つのモードがある

アドスト使用者でも意外に知らない方が多いこの機能。

  • ノーマル
  • M1(パワー)
  • M2(ダメージ)

の、3つのモードがあります。それぞれの機能は以下の通り。

ノーマル

標準プログラム。設定した温度を維持するモードです。

M1(パワー)

温度の下降が少ないプログラム。より一定に設定温度を維持します。

M2(ダメージ)

髪の根元は高温、毛先に行くほど温度が下がるという熱ダメージを軽減するプログラムです。


M2(ダメージ)は、傷まないとあらば是非とも活用したい所…なんです。が。

温度の上昇下降タイミングがどうにも自分のスルーするタイミングといまいち合わせられない(使いこなせない)ので、使用したことはほぼ無いです。

たしろ

たしろはノーマルモードで十分使えています!

さり気ない親切!両面から把握できる適温ランプ

ストレートアイロン ADST(アドスト)が適温になった写真
設定温度に達すると表示パネルが青色に

ADSTの温度表示パネルは設定温度に達していないときは赤色に、設定温度に達したときは青色に変化します。

アイロンのプレート温度は使っている最中も下がっては上がってを繰り返しているので、表示パネルの色もそれに合わせてちゃーんと赤くなったり青くなったり変化します。

ストレートアイロン ADST(アドスト)の温度表示パネル(赤色)の写真
設定温度外だと赤色に

で、実際に使っていると手でパネルが隠れてしまったり、手首を返してパネルが見えないこともあると思います。

でも大丈夫!そんな時は…。

ストレートアイロン ADST(アドスト)の温度表示ランプの写真(青)
青色表示は設定温度の証

このように、アイロンの中心に裏から見えるランプが設定温度かどうかをお知らせしてくれます!

ストレートアイロン ADST(アドスト)の温度表示ランプの写真(赤)
設定温度から下がった時はちゃんと赤色ランプに

これで使用中でも常に設定温度かどうかを把握しながらストレートにすることができるという、何とも親切な設計にたしろは感心しきりでございます。

たしろ

こういう使ってるからこそわかる優しさは本当にありがたいです

実は購入前にお試し利用することができる

後継機「ADST Premium DS2」は、「レンティオ」という家電レンタルサービスでレンタルができます。

気になった方は是非ともレンタルで試してみていただきたいです!

外部リンク

Rentio[レンティオ] – 家電・カメラのお試しサービス 必要な間だけレンタルで買わずに使えて、気に入れば返さず購入もできます

たしろ

高価格なアイロンを事前に試せるなんて…いい時代になりました…。

このアイロンが合わないのはどんな人?(デメリット)

ここまで散々アピールしているようにこのストレートアイロンは「とにかくまっすぐ」に特化したアイロン。

なのでもちろん合わない人もおられると思います。特にヘアアレンジに利用したい方には次の注意が必要です。

ひたすらに「ストレート」向きなため、ワンカール含め巻き髪には不向き

たしろが筋金入りの「クセつよの民」のためまったく意に介していなかったのですが、こちら人によってはデメリットになりますよね、そうですよね。

プレートの形状を見ていただくとわかると思いますが、ADST(アドスト)シリーズは真っ直ぐにするために非常に優れたストレートアイロン。

クセがそこまで強くなく、ふんわりカールに仕上げたい方にこのアイロンはおそらく向かないと思います。

たしろ

クセつよのたしろはアドストをもってしても真っ直ぐにするのが精一杯なので、気にもとめてませんでした…

躊躇したり角度をつけると跡がつきやすい

これはアドストだから、という訳ではなくストレート特化のアイロンに共通する点なのですが、ハイパワーゆえに極端な角度で挟んでしまうと髪に跡が付くことがあります

たしろ

上から再度スルーすれば消えるのですが髪のためには一度のスルーで決めたい所!

ストレートアイロンで真っ直ぐにする基本は、プレートと髪の毛を水平に、スッと通すこと。

この基本の動作でこそ効果を発揮できる設計のため、巷で時々見かける「ストレートアイロンで巻き髪しちゃう」なんてテクニックをアドストで行うのは、おそらく相当の手練でないと厳しいと思います。

コードの長さはご家庭によってはデメリット

これほんと人によりけりだと思うんですが大多数はデメリットなのかなどうなのかな~なんて疑問に思いながらのご紹介です。

ヘアサロンで美容師さんが動きながら使うことを想定しているため、一般家庭用にしてはコードがめっちゃ長いんですよ。その長さは2.6m。普通の家電製品と比較すれば確かになっがい。

コンセントの少ない筆者の環境ではかなり有難い仕様なのですが、洗面所の鏡の前で使うなどの場合はこのコードの長さが邪魔に感じるかもしれません。

その他ADST(アドスト)シリーズラインナップ

ADST(アドスト)シリーズのラインナップ
ハッコー(アドスト製作メーカー)公式サイトより引用

ADST(アドスト)にはワイドやスリムなど、用途に合わせたバリエーションの展開があります。

ADST Premium DSとの比較表と、簡単にDSとの違いを解説してみました。

あなたの髪や、アイロン使いスキルに合うのはどれなのか…チョイスの参考になりましたら幸いです。

ADST Premium DS WIDE

ADST Premium DS WIDEの画像
ハッコー(アドスト製作メーカー)公式サイトより引用

こちらはプレートの大きさが特徴のワイド版。

比較対象としてDSと並べて記載します。といっても違いはプレートのサイズと重量だけです。

ADST(アドスト)公式サイトより引用
  DS WIDE DS
プレート
サイズ
38×90mm 25×90mm
プレート
素材
アルミニウム
表面加工 バイコートS
プレート
形状
スチーム
ドレイン
温度設定
範囲
60℃~180℃
重量 340g 290g
コード長さ 2.6m
カラー ティールブルー シルバー

どっちが良いの?

大きなプレートは生え際付近をまっすぐにするのが結構困難です。

たしろも結構毛量が多い方で大きいプレートは利点なのですが、クセが根本からうねるタイプのため、生え際や前髪のことを考えて通常版を選択しました。

ロングヘアーや毛量の多い方には一度に多くの毛束を挟めるので、うまく使いこなせる場合はWIDEのメリットを活かせると思います。

ADST Premium DS SLIM

ADST Premium DS SLIMの画像
ハッコー(アドスト製作メーカー)公式サイトより引用

ただでさえ小回りの聞きやすいアドストシリーズに、スリムプレート版が出ました。

ADST(アドスト)公式サイトより引用
  DS SLIM DS
プレート
サイズ
19×90mm 25×90mm
プレート
素材
アルミニウム
表面加工 バイコートS
ブラック
バイコートS
プレート
形状
スチーム
ドレイン
温度設定
範囲
60℃~180℃
重量 276g 290g
コード長さ 2.6m
カラー レッドバイオレット シルバー

どっちが良いの?

こちらの用途はWIDEよりも明白。プレートが細いので、ロングヘアーには向きません。

男性やショートヘア、前髪のストレートなどより細かな操作に重きを置く方にうってつけです。

ADST Premium DS R

ADST Premium DS R
ハッコー(アドスト製作メーカー)公式サイトより引用

アドストシリーズで最も変わり種の機種。プレートがカーブを描いているのが特徴です。

この機種のみ、右利き用と左利き用があるので購入の際は注意してくださいね。

ADST(アドスト)公式サイトより引用
  DS R DS
プレート
サイズ
25×90mm
プレート
素材
アルミニウム
表面加工 バイコートS
プレート
形状
スチーム
ドレイン

Rプレート
スチーム
ドレイン
温度設定
範囲
60℃~180℃
重量 290g
コード長さ 2.6m
カラー ソリッドイエロー シルバー

どっちが良いの?

この機種は使用したことがない上に、似通った形状のプレートも使用したことがないのでフワッとした解説となります事ご了承くださいませ。

特殊なカーブによってストレートを維持しつつも自由なスタイリングをすることが可能とのこと。

まっすぐを追求するストレートアイロンの弱点である「不自然にまっすぐ」を克服するストレートアイロンなので、根本のボリュームを出したり、自然なカーブを作りたい方に向いています。

ただし!こちらは特殊な形状ゆえに使いこなしにある程度スキルを要求されると思います。

そのためアイロンを上手に使うことに慣れていない方には使いこなすの難しいのでは…という印象です。

最初に出会って良かった高価格帯ストレートアイロン

過去私は有名家電メーカーの家庭用ストレートアイロンを使用していましたが、当時の家庭用ストレートアイロンはMAX160度。強い癖毛の私にはもちろんパワー不足でした。

そんな中、美容院で知ったハイパワーなストレートアイロンの存在。

当時学生の私にはかなりの出費で、とってもとっても吟味して購入しました。

購入後は初めてのハイパワーなアイロンを正しく使うべく、美容師さんの見様見真似でブロッキングやスルーの基本を身につけていきます。

アドストの使いやすさは不器用な私にどこまでも実直に応えてくれまして、今では美容師さんに褒められるほどのアイロン使いを習得するに至りました。

シンプルで目的が明確なアイロンだからこそ、プロが現場で使うにも、初心者が正しい使い方を身に付けるにも長けた逸品なんだなと感じます。

そんなアドストとのアイロン人生を経て、たしろは後にあらゆる高価格帯のストレートアイロンを片っ端から試すという奇行に走るのですが、それでもなお、アドストの良さはゆるぎません。

もちろん操作感の慣れや、体格、手の大きさ、髪質によって合う合わないがございます。アイロンごとに勝る部分、劣る部分、結構ございました。

だからこそ、私と同じようにくせ毛に悩み、ストレートアイロンに迷う方にとって、この情報が少しでも有益になりましたら幸いです。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!


この記事で紹介した商品

ADST Premium DS2

ドラゴンクリップ(ワニクリップ)

がっちり挟めるドラゴンクリップですが、極端に安いものはクリップ部分が細かったり、バネがきつく挟みにくかったりするので注意が必要です…(経験談)。


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他にもストレートアイロンのレビューをしています。すべて実際に使用した上での記事なので、購入前のリサーチにどうぞ!

2021年7月18日

Posted by たしろ