【雨の日なら】ダイソンのコードレスヘアアイロン「Corrale(コラール)」を熱い想いでレビュー【任せろ】
とにかく、とにかくまっすぐにしたい…!!
そんな悩めるくせ毛の民へ、くせ毛の民な筆者たしろが贈る、気になるストレートアイロンをレビューするのコーナー。
第4弾はすべてが規格外の雨の日革命ヘアアイロン、Dyson Corrale(ダイソン コラール)です!!
- クセの強い人にもばっちりのパワー
- コンセントのある場所で使うなら他に良いストレートアイロンがある
- コンセントのない場所で使うなら現状最強
概要
Dyson Corrale(ダイソン コラール)は、ご存知高級家電メーカー「ダイソン」のヘアアイロン。
※ Amazonだけ価格が安いですが、公式ストアじゃないからかも。保証面が気になる方は注意です。
日本にその名を知らしめたのは掃除機ですが、現在はドライヤーやヘアカーラーなど、ヘアケア家電も手広く展開しています。
そんなダイソンが満を持して出したヘアアイロン。性能や特徴からチェケラしてまいりますよー!
当ブログでは他にもストレートアイロンめっちゃレビューしてるので、よかったら覗いてみてくださいね!
この記事の最後にリンクめっちゃ貼ってますので!
仕様/スペック
Dyson Corrale(ダイソン コラール)の製品仕様は以下の通り。
商品名 | Dyson Corrale(ダイソン コラール) |
---|---|
価格 | 53,900円(公式サイト/税込み) |
カラー |
|
定格消費電力 | 200W(Max) |
電圧 | 10.8V – 16.8V |
本体サイズ | 高さ45mm×幅41mm×奥行292mm |
本体重量 | 561g |
プレート素材 | マンガン銅合金 |
プレートサイズ | 不明(幅28mm前後くらい…?) |
プレート温度 | 165℃/185℃/210℃ |
コードレス時の利用時間 | 30分 |
電源コードの長さ | 3.31m |
付属品 |
※フューシャ/ブライトニッケル、レッド/ブライトニッケルのみ |
プレートサイズはどこにも記載がなかったのですが、当ブログでレビューしているradiant(ラディアント)と同じくらいのプレート幅でした。測っとけばよかったですね…。
プレートサイズって割と肝心な情報なので公式さん載せてほしいな…
詳細は後述しますが、本体の重さが個人的に一番パンチありました。過去イチ重いヘアビューロン 4D Plusを軽々超えて、当ブログのレビューアイロン史上ぶっちぎりの重さでした。ダンベルみたいだった。
特徴
このブログではこれまで複数のヘアアイロンをレビューしてまいりましたが、今回のDyson Corrale(ダイソン コラール)は、かなり独自な特徴がございました。
コードはマグネット式。有線でもコードレスでも
これまでのアイロンと最も一線を画す特徴。それは冒頭でも触れました、コードレスでも有線でも使用可能という点です。
Dyson Corrale(ダイソン コラール)は、電源の線を自由に着脱できるんですよ。
着脱はマグネット式なんですが、かなり強力な磁石なので使用中にポロッと取れてしまうなんてこともありません。
こればっかりは文章や写真じゃ伝わりにくい…てなわけで実際に着脱する様子を動画にしてみましたので、参考になりましたら幸いです。
外す時に結構力んでるの、伝わりますでしょうか。今回1ヶ月のレンタル期間に有線でもガンガン使用しましたが、1度も外れることはなかったです。
でもこのアイロンったらコードレス状態がかなり優秀なので、有線使用はそんなにしないなと感じました
有線の使用シーンは充電し忘れてた時くらいですね
実際の使用レビュー
スペック上はこれまでレビューしたアイロンADST(アドスト)やradiant(ラディアント)など、パワー系のストレートアイロン勢に負けず劣らず。
しかし多くのコードレスアイロンは実際に使用してみるとパワーダウンで全然真っ直ぐにできないというのが世の常…。
はたしてDyson Corrale(ダイソン コラール)は他のコードレスアイロンと一線を画すのか?レンタル期間の1ヶ月、ゴリッゴリに使い倒しました!
以降の感想や使い心地、効果は筆者たしろの髪質、癖の強さ、アイロン使いのスキルなどあくまで個人の使用感になります。決してすべての方に当てはまるものではございませんので、参考程度に見ていただければ幸いです。
ちなみに!
スペック表にも記載がございましたがこちらヘアアイロン界屈指の高価格製品、お値段なんと53,900円(2022年4月21日現在)。当然気軽に買えるものではございません。
そこで!今回は(今回も)レビューしたアイロンは「レンティオ」という家電レンタルサービスを利用しています。
外部サイト
Rentio[レンティオ] – 家電・カメラのお試しサービス 必要な間だけレンタルで買わずに使えて、気に入れば返さず購入もできます
仕上がり/見た目は抜群!
アイロンレビュー恒例の仕上がり実写お披露目会。見ていただきましょう185℃で使用しましたビフォーアフターがこちらです!
ちなみに!このビフォーアフターはコードレスで使用しています!
ご覧の通り、仕上がりはバッチリです。しかも有線でもコードレスでも差は一切なしのしっかりまっすぐなんですよ、見た目のツヤ感もとても良い。いいじゃんダイソン!
これまで試した中での見た目トップは依然としてヘアビューロン 4D Plusですが、その他と比べてもツヤ感含めた仕上がりはかなり上位だと思います。
コードレス状態でも一切パワーダウンなし
メリット・デメリット、色々ありますがこの一点でこの子の存在価値はゆるぎません私的には(倒置法)。
仕上がりや見た目は有線時と全く同じ。他のプロ用のストレートアイロン勢と比べてもまったく劣りません。コードレスにありがちなパワーダウンは一切なし!
これは私がコードレスアイロンにずっとずっと求めてた事なので、本当に嬉しいです
この世には数多くのコードレスアイロンがございますが、どんなに高温を謳っていても、実際に使うと180℃まで温度は上がりません。
もしくは瞬間的に上がるものの、1分とて温度を維持できないものがほとんどです。というか過去試したコードレスはすべてそうでした。
そんな中このDyson Corrale(ダイソン コラール)ですよ。この子ホントにパワー維持力すごい。体感ですが、ずっと185℃です。
そういやダイソンの掃除機ってパワーダウンしない(吸引力が変わらない)ことに定評ありましたよね
このアイロンのパワー維持もダイソンだから出来る技術なのかも…なんて思いを馳せざるを得ません
独特のプレートとクッションめっちゃいい
髪への負荷を軽減するために、傾いたり沈んだりといったクッション性のあるプレートは数多くありますが、このDyson Corrale(ダイソン コラール)はプレートがジャバラ状というか、波打つように沈みます。
プレートの滑りがとっても良い上に、この独自のプレートのおかげなのか、多少ズボラな毛束のはさみ方でもきっちり漏れなくまっすぐにしてくれます。
ストレートアイロンって、ブロッキングして少量の毛束を丁寧にスルーしないと、内側の毛まで熱が届かずきれいな真っ直ぐにならないんですが、この子はちょっと多めの毛束でもきっちり熱が通りました。
毛先をスルーしたときにありがちなブチブチ感もほぼなかったです!
180℃ユーザーなので185℃なのはちょっと気になる
ツヤ感は申し分ないものの、毛先にほんのり違和感というか、目に見えないレベルで傷んでるのかもな~と思う手触りの時が何度かありました。
あくまで私個人の見解ですが、185℃という設定がちょっと過剰な温度なのかもしれません。
今回使用したDyson Corrale(ダイソン コラール)は、温度の切り替えが以下の3段階。
- 165℃
- 185℃
- 210℃
これ、多くのストレートアイロンと比べると、どの段階も若干高めなんですよね。
パワー系アイロン大好きな筆者たしろですが、実を言うといくら高温設定のパワー系アイロンでも180℃より高温では使わない!となんとなーくですが決めております。
それは な ぜ か ?(怪人ゾナー風)
私がまっすぐを1日保てる温度は180℃がベストなんですが、一方で180℃を超えれば超えるほど毛先がバサバサして、髪への痛みを露骨に感じるからです。
どうしても170℃台じゃだめなの?
170℃台だと、その時まっすぐにはできるんですが半日もすればクセが戻ってきてしまうのですよ…
そんな背景で使う185℃はめっちゃ完璧にまっすぐになる一方で、やはり毛先がほんのり硬い感じがありました。
操作性は全体的に難あり
私個人は"コードレスでくせ毛をイチから直せる"時点で操作性は度外視なんですが、もちろんすべての方がそうとは限りません。
ここは(自称)ストレートアイロンジャンキーとして、公平な視点での操作性もしっかりレビューしますよ~!
マジで重いしすっごいデカイ
スペック表にもありました通り、このアイロンかーなーり重いです。そしてデカイ。持ち運び用のポーチが付属していますが、気軽にサッと持ち運べるサイズではありません。
カールはロングヘアー専用
Dyson Corrale(ダイソン コラール)は、丸いフォルムにプレートの外側も熱くなるタイプ。
カールもできるぜ!とのことなんですが、かなりの太さなのでロングヘアーじゃないと使えないと思います。
ご覧の通りの厚みとサイズ。ショートめのボブや毛先だけ…なんて使い方は多分無理。(たしろは無理でした)
もう一度言います。カールはロングヘアーじゃないと無理そうです。
そんな理由から、取り回しは結構たいへん
プレートと周りに余白(ベゼル?)がないので、一応根本から挟める設計ではあります。
ですが先述しましたカール対応の独特の形状と大きい本体フォルムのせいで、前髪や内側の短い髪を挟むのは結構大変。しかも重たいので、落とさないようヒヤヒヤしながら使用しました。
その他諸々お伝えしたいこと
仕上がりや操作性以外の、実物を手にしてわかった所感や付属品の詳細などをお伝えします!
稼働時間は30分くらい
公式の仕様として記載の通り、連続稼働時間は30分ほど。
私は1回の使用に10~15分かけるのですが、1回の充電で「朝出かける前のヘアセット」と「出掛けた後会社でお直し」の2回分、バッテリーが切れることなく使用できました。
バッテリーの減りを軽減したい時は有線で
有線とコードレスでパワーの差が全く無い(コードレスのパワーが優秀な)ため、有線は充電したい時だけ使うという認識で良いと思います。
充電は直挿しでもスタンドでもどちらでもOK!なので、「このあと外でも使うからバッテリーの減りを少なくしたいな…」なんて場合は有線状態で使用すると良いのかな、なんて感じました。
電源コードもデカイから旅行とかには向かないかも
コードレスのストレートアイロンに対して本末転倒なご意見出してホント申し訳ないんですが、旅行のお供としては正直かなりの荷物になると思います。
先述の通り、フル充電状態で使用回数は2回ほどなので、旅先で使うなら念のために充電コードも持っておきたいところ。
ですが電源コードの中間にアダプターのようなものがついているので、結構な重さです。
本体も重いしコードも重いし、マジでパワー以外はデメリットが多い印象です
総評
このアイロンは室内普段使いには向かないというか、もっとベストなチョイスが山ほどあります。
出先で使うにしてもクセの少ない人やちょっとしたニュアンスお直しでの利用ならこれは不要だと思います。
一方コンセントのない場所で、私のような強いくせ毛を申し分なくまっすぐにしてくれるアイロンは現状このDyson Corrale(ダイソン コラール)以外に存在しないと確信しました。
コードレスでハイパワーを実現するためにはこれだけのサイズと重さが必要だ、そしてそれは持ち歩きにはあまり実用的ではないのが現状なんだぞ。ということなんですねきっと。
これまでパワーを重視したコードレスアイロンがなかった理由ってこういう事だったんだなと。
ダイソンさんが長年の疑問に解答を示してくれました!
コードレスヘアアイロンといえば「携帯性を重視してパワーを削る」が当たり前な中、でっかくてもパワー優先で出してくれたダイソンさんには感謝でいっぱいです。
私にとっては、非常に、ひっじょーーーに価値のある製品でした。
そんなわけで、たしろの感想は…
たしろの感想
たしろ個人はほしいです。めちゃくちゃ欲しい。金がねぇよちくしょう。
私のように雨の日にとんでもないうねりやハネで本当に憂鬱な目にあうのが嫌な人間には夢のようなストレートアイロンでした。マジで欲しいです。お金貯めます。
大変長々と語りましたが、それだけ私にとっては刺さりまくる一品でございました。マジでありがとうダイソン。
どこで買えるの?
Dyson Corrale(ダイソン コラール)は、Dyson(ダイソン)公式ストアで購入ができます。
また、楽天市場、Yahooショッピングにも公式ストアがありますので、ポイントの兼ね合いでお好みのショップを選ぶといいと思います。
ただし!Amazonだけは公式ストアじゃないので、正規品かどうかを記にする方は要注意です。
Dyson Corrale(ダイソン コラール)はレンタルも出来る
私がまさにそうだったんですが、「購入に踏み切る前に使用感を試してみたい…!」なんて方にはレンタルがおすすめ。
私は「レンティオ」という家電レンタルサービスを利用しました
外部サイト
Rentio[レンティオ] – 家電・カメラのお試しサービス 必要な間だけレンタルで買わずに使えて、気に入れば返さず購入もできます
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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