【冷却グッズ】サンコーのネッククーラーがついに通勤・通学・スポーツ観戦の実用レベルに
こんにちは!夏が似合わない女たしろです!
どんどん暑くなる昨今、少しでも快適に過ごしたい…!そう思う多くの方がおこなっているであろう暑さ対策。
筆者たしろも例にもれず暑さ対策に毎年試行錯誤をしておりました。
そんな中、去年出会ったサンコーさんのネッククーラー。
冷却効果が非常に高く感動してひと夏使い倒したのですが、使い勝手がどうにも悪く、周りにおすすめまでは出来なかったのですよ。
それから1年経った2021年。モデルチェンジされついにデメリットを克服した改良版が発売されましたので、満を持しておすすめさせていただきましょう!
というわけでこの記事は、「ネッククーラーEvo」のご紹介です!!
サンコーのネッククーラーとは?
サンコーさんの「ネッククーラーEvo」は、首にかけて冷却プレート装置で首元を冷やす冷却グッズです。
外部サイト
特殊な素材で冷却されたプレートを首にあてることにより、体感温度を外気温から最大マイナス15度も下げ てくれます(USB接続での最大値)。
保冷剤などを使うタオルタイプとは違い、稼働中は冷感が確実に続くのが大きなメリット。使用環境に左右されず、確実に冷やしてくれるのが嬉しいポイントです。
このネッククーラーに出会うまで、冷却グッズは保冷剤タイプのネックバンドや、水で濡らして使う冷感タオルなどを使用していました。
水や保冷剤はぬるくなるのがどうしてもデメリットです
そんな私にとって、この“プレート自体が冷えてぬるくなることがない“という特徴は衝撃的でした。
発売以来、暑い時期になると品薄になるほどの人気アイテムです。
色は白と黒の2色!
年々ちょっとずつモデルチェンジ
ところでこのネッククーラー、2015年の発売以来ほぼ毎年改良がほどこされモデルチェンジを繰り返しています。
今年(2021年)のモデルは5代目だそうです!
私は2020年に発売した「ネッククーラーneo」でこのネッククーラーと出会い、今年(2021年)発売の「ネッククーラーEvo」も購入しました。
2021年版は待望のバッテリー同梱(コードレス)モデル!
ネッククーラーEvoは、発売以来初めてのバッテリー同梱モデルです。本体にバッテリーが付いており、コードレスでの使用が可能になりました。
また、バッテリーは取り外し可能(後述)。従来通りにモバイルバッテリーと接続してパワフルに長時間使用することもできます。
利用シーンにあわせて使える2Way仕様です!
実物のレビュー
ここからは私が実際に購入した「ネッククーラーEvo」の写真を添えながら各機能を紹介します!
各部名称や機能のご紹介
まず全体像を見ていただきましょう。ネッククーラーEvoはこんな感じ。
アームの内側に冷却プレートが付いており、これが首に当たるように装着します。首には大きな血管が流れておりまして、その血は全身をめぐります。
つまり首の血管を冷やすことで首だけではなく、体内から効率よく体温を下げることができるのです。
ではでは各部の詳細も見てみましょう。
プレート部
このグッズの要、冷却プレート!
触った感じはサラっとしていて、電源を入れていなくてもほんのり冷ややか。
電源を入れると最大パワーで体感マイナス15度の冷感をお届けしてくれます…!!
アーム部分
アーム部分はスライドで長さを調整できます。たしろは長くするとほぼ首の前面にプレートがきます。
また、首のうしろ側には付属のジョイントパーツを付けることが出来て、首の細い人でもフィットさせやすくなっています。
私は伸ばさない状態かつパーツ無しで丁度よかったです
電源/操作部分
電源、操作はと~ってもシンプル。
電源ボタンを2秒ぼど長押しでON/OFF。各モードは電源ボタンを短く押すごとに切り替わります。
モードは3つ。次のとおりです。
- 強モード(体感マイナス15度)
- 弱モード(体感マイナス10度)
- ゆらぎモード(体感マイナス5~15度)
ゆらぎモードってなに?
強・弱が数十秒ごとに交互に変化するモードで、皮膚感覚がマヒしないから冷たさを感じ続けやすくなります!
バッテリー部分
バッテリーは取り外し可能になっており、着脱方法はスライド式です。
取り付けた状態ならコードレスで利用ができて、取り外した場合はモバイルバッテリーやUSBコンセントと接続してパワフル長時間利用が可能になります。
とはいえ付属のバッテリー(コードレス)で120分近く稼働するので有線使用はほとんど不要です!
過去モデルとの比較/改善点
モバイルバッテリーが不要に
この改善がなければ私は記事を書いていなかった。それくらい大躍進な改善点です。
過去モデルの場合
過去モデルはモバイルバッテリーやUSBコンセントでの使用しか出来なかったため、移動しながら使用する際にモバイルバッテリーも持ち歩かなければなりません。
お出かけや家事など、動きながら使いたい時に重いバッテリーを持ち歩かないと行けない上に、コードのプラプラが邪魔だし危ないし…実用性がとってもイマイチでした。
最新モデル「ネッククーラーEvo」の場合
2021年版の最新モデル「ネッククーラーEvo」は、取り付けできる専用バッテリーが付属。モバイルバッテリーが不要になりました。
バッテリーはフル充電で約120分。通勤や通学程度ならバッテリー容量も心配ありません。
コードレスでの利用は、移動中や家事の時にめちゃくちゃ有能!!
またバッテリーを取り外せば過去モデルと同じ様にモバイルバッテリーやUSBコンセントでの利用も可能。
デスクワークなどあまり動かずに、また長時間使用したい場合はバッテリー容量を気にせず従来での使い方も出来るのが嬉しいポイントです。
ただしバッテリーがめちゃ外れやすいのが気になる
2Way仕様のためにバッテリーを外すことが出来るのですが、このバッテリーがちょっと押しただけでポロッと外れます。
移動中に設定を変えようとする時に誤って外してしまいそうになるので、ココだけはサンコーさんにさらなる改善をお願いしたい所存です…!
もしかしたら個体差かもしれませんが、1台しか持っていないので真相は不明です
髪の毛を巻き込みにくくなった
これめちゃくちゃ嬉しかったです。ありがとうサンコーさん!!
旧モデルがおすすめできない理由に「ファンの部分に髪の毛が巻き込まれてしまう」という問題がありました。
当時髪の毛の長さがセミロングのたしろもこの問題には結構苦しめられまして、ファン部分にメッシュガーゼを貼るなど創意工夫して使っておりました。
新モデルの「ネッククーラーEvo」は、そんな試行錯誤をせずとも普通に使っていて1度も髪の毛を巻き込んでおりません。
現在たしろの髪型は肩上のボブ。ファン付近に髪の毛が密集するにも関わらず巻き込み事故は今んとこゼロです!
フィット感の向上
これは人によるかもしれないのですが、たしろ個人は非常にフィット感が向上したと感じました。
また見た目も無駄のないコンパクトな形状になったので、小柄な人や女性が使用していてもあまり違和感が無く、電車やバスの中でも気兼ねなく使えるようになったのが嬉しいです。
フィット感は向上したのに、髪の毛を巻き込まないのがホントに優秀です!!
他の冷却グッズとどう違うの?
冒頭で申し上げたとおり、どんどんどんどん暑くなっている昨今の夏。需要に伴い多くの冷却グッズが出ております。
数ある冷却グッズの中、外でよく見かけるのはハンディファン(手持ち扇風機)や冷却/保冷剤タオル。
今回はこの2つの冷却グッズも交えながら、ネックックーラーEvoのひと味違うところをご紹介いたします。
ネッククーラー以外の冷却グッズの特徴
まずは他の冷却グッズの特徴をまとめてみました。
見ていただくとわかるのですが、決して「ネッククーラー以外は使えない!」という訳ではございません。
全てにきちんとメリットがございまして、それぞれのメリットを活かす使い方をするのがポイントです。
手持ち扇風機
これはもう見てそのまま、小さい扇風機。羽の回転で風を送る冷却グッズです。
この子は、以下のシーンでそのポテンシャルを発揮します。
- 汗をかいている時
- 涼しい部屋に入る時
汗をかいている時は何で冷えるの?
汗が風で蒸発する時に冷えるからやね
(気化熱っていうよ!)
風を送るというシンプル機能のため、夏日に屋外で利用するとどうしても"ぬるい風送るマシーン“と化してしまいます。
なのでおすすめの使い所は、暑い外から涼しい室内に入った時のクールダウン。
通勤や通学、お出かけなどの移動で汗をかいてからの涼しい部屋で浴びる風は、他にはないとっておきの爽快感ですよ!
冷却タオルや保冷剤スカーフ
水に濡らしてブンブン振るとひんやりするタオルや、保冷剤を中に仕込むスカーフといった、他と比べるとアナログチックな冷却グッズです
この子達の活躍シーンは以下の通り。
- 瞬間的に冷やしたい時
- 柔軟に/広範囲に冷やしたい時
タオルやスカーフと行った形状は、首・顔・腕…とあらゆる部位をカバーしてくれますし、外気に関係なく確実に体を冷やしてくれます。
ただし!悲しいかなアナログゆえの弱点それは「時間制限」。
水が乾いたら/氷が溶けたら、当然ぬるくなってしまいますので、通勤・通学やお出かけの移動にはおすすめできません。
水を含むので、出先だと収納にも困ります
そのためおすすめ利用シーンはお家のお庭やベランダ、畑といったお家まわりでの作業。
すぐに水で濡らし直したり、保冷剤の交換ができる場所での利用にとっても優秀。首などに巻きつけて広範囲に冷やせる気持ちよさはタオル類ならではですよ!
ならばネッククーラーの強みは何?
ネッククーラーEvoの強み。それは、コンパクトで濡れたりもせず確実に冷やすところから使えるシーンが圧倒的に多いところ。
- 通勤・通学・お出かけの移動中
- 電車やバスなど公共交通機関
- スポーツ観戦などの長時間屋外
- オフィスや家での室内作業
この中でも特に、「移動中の冷却」。
ネッククーラーEvoは、通勤通学・おでかけなどの移動中に凄まじいポテンシャルを発揮します。
暑い中で自転車通勤しているたしろはこれを求めていました!!
両手が自由
ネッククーラーEvoは、首にかけるだけなので手持ち扇風機と違ってハンズフリー。両手が自由なので移動中に荷物になることはありません。
冷却効果が持続する
冷却部分のプレートは、外気温に負けて「ぬるいプレート」にならなければ、氷が溶けてひんやり終了!ともなりません。
バッテリーがもつ限り、どこで使ってもずっと冷たいまま。またモバイルバッテリーを使えばより長時間利用も出来る隙の無さです。
スポーツ観戦などで屋外でじっとしている時にも最適です
このように他の冷却グッズと比べてみると、広範囲という点では遅れをとるものの、場所を選ばず確実に冷やし続けるというオールマイティさはネッククーラーEvoだけの強み。
しかも、太い血管の上を冷やすから、ピンポイントながらも効率よく体を冷やしてくれますよ!
おまけ:SONYの「REON POCKET」と併用したらめちゃ冷える
実はソニーも出しておりますプレート自体が冷える冷却グッズ。
その名も「REON POCKET」という商品。こちらはネッククーラーと違って背中をピンポイントで冷やすもの。また、温/冷の2Way仕様という多機能ガジェットです。
外部サイト
REON POCKET(レオンポケット)|ソニー [公式] 冷温対応ウェアラブルデバイス
こちらは値段がめちゃ高い事と、いくつか使い勝手の悪さがある事から、万人におすすめできないなーと感じたため深堀りして紹介はいたしませんすみません。
ですがせっかく持っておりますのでネッククーラーEvoとセットで、首の左右・後ろと同時に冷やしてみたら、めっちゃくちゃ冷えました。
めっちゃくちゃ冷えていいじゃんと思ったのですが、いざ通勤に使ってみると身につけるものが増えてその分煩わしさも増えるため、常用はしないかな…といった感想です。
補足
【首の後ろを冷やす際の注意】
首のうしろは大きな神経などが通っており実はとっても繊細。ココを冷やすと脳が「体冷えた!」と感知しやすく、汗が止まるのもとっても早いです。
ただし!本当は背中しか冷えてない場合でも、神経をピンポイントで冷やすことで脳が勘違いして汗を止めてしまう場合もあります。
汗をかくことは不快なものの、体温調節をするためにはとっても大事なこと。無理に止めてしまうと熱中症のリスクもあるので、体に熱がこもっているのに汗が引いていないかをよく観察しながら冷却グッズを使ってくださいね。
大切なのは体温調節と水分補給
冷却グッズそれぞれに得意分野があることを加味しても、使えるシチュエーションが多いと感じた「ネッククーラーEvo」。
この記事執筆時はまだ梅雨に入ったばかり。ちょうど暑さの不快感を感じ始めたところです。
この時期の使用は快適そのもの。使っていれば家から最寄り駅までの移動中もそれほど体温が上がらないし、最寄り駅についてからもスッと熱が引くのがわかります。
梅雨があけて夏が本格化してくると、流石に超快適!とはいきません。
それでも有るのと無いのとでは大ちがい。強烈な日差しの中でぬるくなること無くひんやりするのはやっぱりとっても気持ちがいいです。
猛暑日には熱中症を防ぐための強力なサポーターにもなりますし、個人的には買って損なしの冷却グッズ。
どうかみなさまも自分のライフスタイルにピッタリの冷却グッズと、こまめな水分補給も忘れずにね!!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
この記事で紹介した商品
ネッククーラーEvo
今回いちばんのおすすめ冷却グッズ。色は白と黒の2色展開で、性別を選ばず使いやすいです。
手持ち扇風機(ハンディファン)
風を送るという特徴は、汗を冷やすのに長けているのと、涼しい部屋では一番手軽で優しい使い勝手です。
冷却タオル
乾いたら濡らす手間はありますが広範囲にひんやりでスポーツやガーデニングに最適。また電気を使わないため、家で使うなら一番お手軽!
やわらかクールベルト(保冷剤バンド)
こちらも保冷剤の管理は必要なものの、溶けるまでは確実に冷やしてくれます。タオルよりもコンパクトなのもなかなか良いですよ!
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