フレッシュロックや保存容器のラベル術【貼って剥がせる書き直せる】
こんにちは!ラクするための苦労はそれなりに頑張るたしろです。
調味料や食料品を市販の保存容器に統一した際に訪れる、スッキリ爽快気分とラベルどうしよう問題。
特にキッチン周りの容器は小麦粉と片栗粉、塩と砂糖など混同しやすいためラベルは必須です。
筆者たしろは最近キッチン周りの調味料をフレッシュロックという保存容器に統一したため、例にもれずこの問題にぶち当たりました。
よくあるラベルシールやテプラでもいいんですが、洗う時に剥がれそうになったりはがして跡が残ったり、どうにも使い勝手に満足しない…。
今回はそんなたしろが辿り着いた、おすすめのラベルの作り方をご紹介します!
ラベルをラミネートして「ひっつき虫(粘着剤)」でぺたり
そう、既製品もしくは手作りのラベルをそのままシールとして貼り付けるのではなく、ラミネート加工してから貼ってはがせる粘着剤で貼り付けてしまおうというアイデアです。
ラミネーターなんて持ってねぇよ!!
なんて声が聞こえてきそうですね!ごもっとも、ごもっともでございます。
それでも私はこの方法を推したい…実はたしろは、はるか昔に思いつきでラミネーターを購入しました。それから今現在まで、このラベル以外の用途で活躍の場は皆無です。
それでも私はラミネーターを購入してよかったと思っているので、私と同じように容器にシールを貼るのが嫌な人がおられましたら、選択肢の一つとしてご検討いただければ幸いです。
私は3000円台のラミネーターを購入しました。もっと高いと思ってたら意外に安かったです。
このラベルの特徴
この方法のいいところは以下の通り。
- 何度でも貼ってはがせる
- 長期間貼っていても、はがした時にあとが残らない
- ラベルの作り方次第(後述)では、ラベルの名前を何度でも書き直せる
- 完全手作りから既製品ラベルの流用まで使える自由度の高さ
- 凝ったものも手抜きも機能性は同じ
ラベルシールにまつわるモヤモヤを私なりに全撤廃してみました。
容器の中身が空っぽになったらサクッとラベルをはがして容器をスッキリ丸洗い。洗った後は、中身を補充して同じラベルをもう一度ペタリ。粘着力は変わらないし、端がはがれてきて「くるん」となることもありません。
どれも空白状態でラミネートすれば油性ペンで好きにラベル名称を書いて、アルコールや除光液で消すことができる。つまり何度でも貼りなおせるし、何度でも書き直せます。
ラベルの作り方
もうほとんど作り方言うてもうてますが、手順を写真付きでご紹介します!
用意するもの
ラミネーターというちょっとハードルを上げたものが入っていますがお付き合いくださいますと幸いです。
- ラミネーターラとラミネートフィルム
- 貼ってはがせる粘着剤
- 紙 or 既製品ラベル or 自分で作ったラベル
ラミネーター
私は目的もなく購入したラミネーターですが、写真やポストカードをラミネートして飾ったり雑誌の切り抜きをラミネートして保存したり…、人によっては沢山の使い道があると思います。
ラミネートフィルム
たしろはお茶が大好きで、こちらの記事(茶葉の保存方法について)にもあるように、茶葉の保存用に小さいラベルを五月雨式に貼りかえるため、普段は名刺サイズを利用しています。
ですが今回の手順で紹介しているような、一気に沢山ラベリングする場合はA4サイズを利用すると楽です。
貼ってはがせる粘着剤
今回貼ってはがせる粘着剤は、コクヨさんの「ひっつき虫」を利用しました。
こちらはちょっとずつちぎって使う粘着剤。練り消しのように柔らかく伸ばせて思い通りの形にすることができるので、場所を選ばず貼り付けることができます。
作成手順
すこし「こちら(茶葉の保存方法紹介)」の記事とかぶってしまうのですが、お茶の保存というくくりではなく色んな保存容器のラベルに使えるよ!という事をお伝えしたかったので改めて紹介させてくださいませ。
1.ラベルを用意する
既製品のラベルシール
こちらはAmazonさんで購入してきましたおしゃれラベルです。
シールになっていますが容器に貼らずにラミネートフィルムにペタリ。もしくはシールを剥がさず台紙ごとカットして使います。
手作りラベル
今回は手の混んだものから超絶手抜きなものまで、全部同じ方法で作れるという事もご紹介したいので、デザインセンスが無いことは承知の上、オリジナルラベルも作ってみました。初めてどうでもいいことで赤文字使いました。
付箋(マスキングテープ)
付箋を豪快にそのまま使うのは、たしろの普段使いです。おしゃれの妖精は私の心に住んではくれない…。
「いやさすがに付箋そのままはさぁ」なんて方は、マスキングテープを貼ればちょっとだけそれっぽくなります。
わんポイントアドバイス
ラベルの内容を好きに書いたり消したりできるようにしたい場合は、ここで名前などを書かずに空白の状態で次に進んでくださいね!
2.用意したラベルをラミネートする
ラミネートフィルムにラベルを挟んでラミネーターに通します。複数ある場合は大きいラミネートフィルムに並べて一度にラミネートしてしまうと便利ですよ。
複数のラベルを一気に加工する場合は、ラミネートシートを傾けると中で重なってしまったり中身が落ちてしまいます。傾いてしまわないよう、しっかり水平に保ってラミネーターへ運びます。
ラミネート加工を終えたらハサミやカッターで切っていくのですが、ラベルのキワを攻めると着圧が剥がれて中身が出てしまうので5ミリほどの余裕を持って切り取ります。
3.容器に粘着剤「ひっつき虫」を薄く伸ばして貼る
コクヨさんの粘着剤「ひっつき虫」は、練り消しチックな粘着剤。形を自在に変えられてしっかり粘着。はがしても跡が残りません。
はがしたひっつき虫の粘着力は全く落ちず、また好きな形で好きに貼り付けることができるというスグレモノです。
この「ひっつき虫」を薄く伸ばして、容器もしくはラベルの裏に貼ります。写真のように満遍なく薄く貼るのもいいですし、小さくちぎってラベルの四隅と中央に貼り付けるだけでも十分にくっつきます。
ラベルを貼り付けて完成!
ひっつき虫をできるだけ薄く伸ばせば容器とラベルの間のスキマもほとんど気になりませんし、もしスキマに汚れがついても一旦はがして拭いてしまえばいいんです。
ひっつき虫の粘着力ははがしても衰えないので洗い終わればまたペタリ。普段からきれいに保ちたいキッチン周りなどには特に最適なラベリング方法になりました。
油性ペンで書けば何度でも書き直せます
前述した通り、ラベルを空白で作ったものは油性ペンで好きなように名前を書けるのですが、ラミネート加工の上に書いた文字はアルコールもしくは除光液で消すことができます。
ここに油性ペンで書いた鶏ガラという文字があります。これがどうにも気に入らないので試しに消してしまいましょう。
よくある家庭用のアルコールスプレーやマニキュア用の除光液を布やティッシュに染み込ませて、ゴシゴシこすります。ちなみにこの写真で使用しているのはキムワイプという特殊なペーパーです。
キムワイプはあまり一般家庭に使われてないかもしれませんが、一見ティッシュのようでティッシュより丈夫。その上ホコリがつきにくく物を磨くことに長けており、特にガラス食器をめちゃくちゃキレイに拭くことができる点で我が家では欠かせないものとなっています。
この一手間で毎日が快適に
「シールやテプラでいいじゃん」な方もいらっしゃると思うのですが、たしろはそれらをあまり上手に活用できず、使用を断念しました。理由は以下の通りです。
- シール周辺にホコリや調味料などの汚れがつく
- 洗うときに剥がれそうで気を使う(すっきり洗えない)
- ラベルを張り替えたり剥がすときに爪でカリカリするのが面倒(はがしにくい)
- はがした時に跡がつくのがイヤ
- ラベルを貼ってしまうと中身を頻繁に変えにくい
小さな事かもしれませんが、この小さなモヤモヤが積み重なることで気付かぬうちに容器を活用する億劫さが増してしまいます。
使い始めの最初だけ、ひと手間かければシールの「はがれそう」に日々怯えなくて済む…。ストレス社会な日常で、減らせるストレスは減らしたい…大げさですが、たしろはそんな思いをもって今回のラベルを使っています。
もしこれを読んでいるあなたもラベルシールにモヤモヤを感じたことがあるならば…この方法が選択肢の一つとしてお役に立てば幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!
この記事で紹介した商品
コスパモンスター「ひっつき虫」は、自在に変形して貼ってはがせてまた貼れる不思議な粘着剤。ちょっとずつちぎって使うので、ラベル用なら1シートで十分すぎる量です!
ラミネーターとラミネートフィルムは、今回のラベル以外にも劣化させたくない絵や写真の保存なんかにも使えるので、コレクションしたい紙類があるならば持っていれば役に立つかもしれません!
私が茶葉をはじめ、キッチン周りの調味料保存に使っている容器「フレッシュロック」は、扱いやすく種類豊富でとってもとーってもおすすめです。正直、激推しです。
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